前回紹介したVFC M18をCO2マガジンで使えるように!
こんばん〇ギナプキンタ〇ンコンド〇ム^^;
最近温暖化というていで、SDGsによるフロンガスに対する規制がますますきびしくなりました。
それなら戦争をやめさせろ!!w
相当自然環境にもよくないことしてるよあれ!!
ますます暑くなった原因のひとつじゃないのか?!
軍産複合体を解散し移民を帰して交易以外鎖国させろ!w
力なきもの達は、こういう形でしか声をあげることができません・・・
または、苦しみを見えるようにして戦うしか・・・
嗚呼、悲しきかな・・・
なにはともあれガスの値段がとんでもなく爆上がりしました!
エアダスターまでもバカ高くなってしまいました!w
すでにダイソーでの取り扱いもありません。
半端じゃないインフレ率です!w 2~3本で固定ガスハンドガン本体が一丁買えてしまう・・・
というわけで、ガスガンでは再利用可能エネルギーである
CO2ボンベを使用できるタイプの需要が高まっています。
CO2マガジンの互換性がある、フロンガスのモデルを調整するのもその限りではありません。
あわよくばデュアルパワーの欲張りセットが理想なんですがねぇw
ガス圧の違いでなかなか・・・
というわけで、今回は前回紹介したVFCのSIG M18を
「法定初速内」でCO2運用するための
「デチューン(性能の弱体化させる)」
の方法についていくつか紹介できればと思います。
CO2マガジンをそのまま使うと初速オーバーしてしまう!
海外版VFCのM18にはライラクスのM17のCO2マガジンが使えます。
しかしながらそのまま使うと初速が100m/s を超えてしまいます!
なので初速を抑えるため施した調整について書いていきます。
今回の記事ではあくまで「VFCのM18」のことについてしか書きません。
互換性があるVFCのM17ユーザーや他のにも応用は利くので一応役に立つかもしれないですが
お試しの際は自己責任でよろしク○二リングス3回転よろしくお願いいたしますw
当方はグロックばかりイジってたのでグロックなら比較用のパーツもありある程度は検証も可能なので
今後細かい部品、それこそバルブスプリング、ノズルリターンSPなどのスプリング類も含めた
CO2全般に関する調整の記事を掲載できればと思います。
ガスをコントロールするか、弾の通り道をコントロールするか
初速というのはBB弾が飛ぶ速度のことでエアガンにおけるパワーの指標。
減速する前の初期・早い段階での瞬間最高速度なので「初速」です。
ほぼ全てのGBB=ガスブローバックガンの弾の発射方式に共通しているのは
BB弾をガスが気化した時の空気圧の力で飛ばしていること。なので
「ガスの通り道」「ガスの量」
か
「BB弾の通り道」
原則としてこのどれかを弱める方向に調節してあげれば初速が下げられます。
全てコントロールできれば燃費を上げることも可能です。
ローディングノズルの発射側出口を絞ってみる
・ガスの発射側への通り道を狭くする!
当方はローディングノズルの出口をに詰め物をして絞る方法を試しました。
ノズルからチャンバー~インナーバレル側に出るガスの量を減らす作戦です!
なのでノズルを取り出す必要があります!
・分解方法はこちらを参考に!
売ってしまい手元になくて説明できないのであしからず^^;
M18の分解に関する情報が出てこなかったのですがほぼ一緒です。
ライラクスのとはプレートとスライドが一体になっていたり微妙に違うのでお気を付けください。
このノズルはグロックみたいな六角のイモネジがなく
一般的には分解することが困難そうな感じです!w
分解防止のピンをプラスドライバーで中から持ち上げるか、
外からピンの周りのフチを物理的に削り固定はパテで行うか。
当時はすでに売ることしか考えてなかったので手荒な方法はやめましたw
ノズルを外してチャンバー側出口の内径を測ってみると4.4mmでした。
これに合うパイプをネット通販で探すことに。
でも4.4mmだと中途半端なのかなかなか出てこない…なので4.5mmで探してみると…。
・使った詰めものはこちら!
良さげなのが出てきました!!
ウェーブ (Wave)プラ=パイプ 【グレー】肉薄 外径 4.5mm (公式サイト)
内径が3.7mm。4.5mmに対し0.8mmのマイナスということは、約18%ガス量を絞ることができます!
さっそくポチって試してみることに!固定はプラ用の接着剤で行います。
他にも試してる方がいて2番煎じな情報でしたらすいません^^; これで知れたなら幸いですが。
6.0mmのはBB弾が通るようで加工もしやすいとインナーバレル替わりに使ってる方もいるようです。
よりしっかりとしたストローみたいです。加工もしやすそう。
しなやかで柔らかいので0.1mmくらい太くても入りそうです。
一応入りやすくなるよう削って角を取ります。
面取りをすることでわずかに細くなりますからね。
そして今回は約15mmくらいにカットしてバリ取りをして整えました。
・瞬間接着剤は絶対NG!
それから固定するための接着剤はこいつを使いました。
本当はABS用じゃないのがよかったけどこれしかなかった!w
普通の接着剤ってプラスチックを溶かしちゃうから使えないんですけど
タミヤから出てる「プラモデル・模型用の接着剤」のひとつなのでプラスチックにも使えちゃいます!
ウェーブのプラパイプはスチロール樹脂。
ノズルの材質はあれでABSというのはあり得ません!w試しに調べてみると…
やはりナイロン / ポリマー樹脂と出てきますね…
だから本来ならば
普通の「タミヤセメント」か「Mr.セメントS」がおすすめ。
スチロール樹脂系に適しているので間違いないでしょう。
いろいろありますが違いは粘度や乾燥時間なので好みです。
乾燥時間1分!
乾燥時間1分半!
この2つも強力なのですが乾燥時間が短く固まるのが早いので上級者向けです!
大事な機関部に使うものだからケチらないよう。
100均で買える有名な瞬間接着剤アロンアルファは接着はできますが絶対NGです!
クラックが入って最悪割れたりします!
・パイプの取り付け
パイプにプラ用接着剤を仮塗りしていきます。
指で持つ必要のある部分は挿入しながら塗れるので入れる側の先っぽ少しだけ塗ればオッケー。
タミヤセメントは瞬間接着剤ではないので付いても拭けば大丈夫です。
接着剤は伸びて広がるので、付けすぎてバラせない内部にこぼれないように。
そうしたらパイプの面取りした細い方から軽くねじるように軽く押し入れます。
タイトでなかなか入ってかないので、グロックのノズルでの再現ですがこんな感じで
当て木してゴムハンマーで軽く叩いてパイプを入れる→接着剤塗布→当て木ハンマー~の繰り返しで挿入、
入ったら軽くツラ合わせ処理をして整えて完了です!
粉などの異物は動作不良の原因になるのできれいに掃除します。
組み立てる際はシリコンオイルとグリスアップを忘れないように。
いったん初速を測ってみると…
調整一発目で法定初速上限ギリギリOK!
しかもガスでも使える!
なので、これ以上他の方法は試しませんでした。
実はこれはあんま良い状態ではない…
HOPや環境等の条件次第で変わりオーバーする可能性があるからw
もっと太いパイプもつけ「初速97」をフレコミにヤフオクに放流しましたが
違反商品の通報が入札以上にはいってきてw
警察が家宅捜索にくるんじゃないかと眠れぬ夜を過ごしましたw
マジでリスキーなので絶対にやめてくださいw
高くても~95m/sって とこでしょうか?
とういうことで
ノズル内径を 4.4mm → 3.7mm に絞った結果
ピーーーーーー! → 最大約97m/s でした。
箱出しでCO2は初速オーバーというのは知っていたので
弾を入れて撃ったのはノズルを絞ってからなのですが
比較は銃刀法違反の証拠を残すことになってしまい
タイ━━━━||Φ|(|゚|∀|゚|)|Φ||━━━━ホ!!
されクサいめしを食わされるのは勘弁なのですいませんw
詳しい比較検証はまたの機会に行えればと思いますが、
今回の加工の結果VFCのM18はCO2でギリ法定初速にはおさえることができました!
ガス流量を数値化してみた!差し込んで太さを変えられる!
このパイプはなんと差し込んでさらに太さを狭くすることができます。
固定はプラ接着剤でOK。
だから、このパイプだけで可能な組み合わせだけでも
ノズルの内径 4.4mm | ガス流量 100% | 出力 | |||
---|---|---|---|---|---|
外径4.5mmの肉薄パイプ | → | ノズルの内径3.7mmに縮小 | ➡ | ガス流量 約16%減 | 84% |
外径4.5mmの肉薄 + 外径3.5mmの肉薄パイプ | → | ノズルの内径2.7mmに縮小 | ➡ | ガス流量 約40%減 | 60% |
外径4.5mmの肉厚パイプ | → | ノズルの内径2.7mmに縮小 | ➡ | ガス流量 約40%減 | 60% |
外径4.5mmの肉薄 + 外径3.5mmの肉厚パイプ | → | ノズルの内径1.7mmに縮小 | ➡ | ガス流量 約62%減 | 38% |
3段階の弱体化が可能です。削り加工が容易な素材なので絞り過ぎた場合は広くすることも可能。
ガスブロを14禁化するってのは、62%も絞れば可能なのかもなぁ…
さらにプラパイプを半分にカットしたのもあるので
外径4.5mmの肉薄 + 外径3.5mmのハーフパイプ → ガス流量 約25%減
となり、ハーフはさらに外径が細い2.5mm、2.0mm、1.5mmのものもありますから
ノズルの内径 4.4mm | ガス流量 100% | 出力 | |||
---|---|---|---|---|---|
外径4.5mmの肉薄パイプ | → | ノズルの内径3.7mmに縮小 | ➡ | ガス流量 約16%減 | 84% |
外径4.5mmの肉薄 + 外径3.5mmのハーフパイプ | → | ⇅の中間くらいの変化量 | ➡ | ガス流量 約25%減 | 75% |
外径4.5mmの肉薄 + 外径3.5mmの肉薄パイプ | → | ノズルの内径2.7mmに縮小 | ➡ | ガス流量 約40%減 | 60% |
外径4.5mmの肉厚パイプ | → | ノズルの内径2.7mmに縮小 | ➡ | ガス流量 約40%減 | 60% |
外径4.5mmの肉厚 + 外径2.5mmのハーフパイプ | → | ⇅の中間くらいの変化量 | ➡ | ガス流量 約50%減 | 50% |
外径4.5mmの肉厚 + 外径2.5mmのハーフパイプx2本 | → | ノズルの内径1.7mmに縮小 | ➡ | ガス流量 約62%減 | 38% |
外径4.5mmの肉薄 + 外径3.5mmの肉厚パイプ | → | ノズルの内径1.7mmに縮小 | ➡ | ガス流量 約62%減 | 38% |
外径4.5mmの肉薄 + 外径3.5mmの肉厚パイプ +外径1.5mmのハーフパイプ | → | ⇅の中間くらいの変化量 | ➡ | ガス流量 約70%減 | 30% |
外径4.5mmの肉薄 + 外径3.5mmの肉厚パイプ +外径1.5mmのハーフパイプx2本 | → | ノズルの内径0.9mmに縮小 | ➡ | ガス流量 約80%減 | 20% |
最大で80%ガスを絞れる、7パターンの弱体化調整ができちゃいます!
20%も絞れれば、10禁レベルの威力のガスコキにも変身できそう。
また、他にも粘土みたいなプラ用のパテなんかも使えます。
他の方法その1「ガスルートパッキンを絞る」
ガスルートパッキンを狭く絞って
ノズルに入るガスの量自体を減らし初速を下げる方法。
グロックならガスルートをパッキンの流量を絞れるパーツがあります。
KJはカーボン8と互換性があります。
だからほぼストライカー9のマガジン用ですね。
マルイグロックにも使えるco2マガジンとして人気があり有志達が作成してくださいました。
Twitterで検索すると
おお神が!神がいらっしゃいました!w
M17/M18系列のガスルートパッキンを試作された神が!
欲しい方はこのお方に声かけてみてくださいw
あとはプラバンでガスルートを塞ぐ方法もありますがco2でできるかは不明…
他の方法その2「ハンマースプリングを弱くする」
ハンマースプリングを弱めて
放出バルブを叩く力を弱くしてガスの放出量を減らし初速を下げる方法。
ちょうどよさそうなのがありました。
これは純正比80~90%の社外スプリングです。
もとが高圧ガス用でテンションが強いですから
スライドを引いた時の負荷を弱め国内ガスでの動作向上が目的です。
最悪co2マガジンのバルブを叩けなくなってしまう可能性がありますので自己責任で…
いちおうこういう方法もあるという紹介です。
他の方法その3「放出バルブを弱くする」
バルブのガスの通り道を調整できるパーツで
ガスの放出量をカットして初速を落とす方法もありまぁす。スタップ細胞も、ありまぁす。
他の方法その4「バルブスプリングを調整する」
個人的に一番おすすめな方法。
やわらかいノズルスプリングにすると動作側にガスが多く流れ初速が下がります。
動作側にガスが増えてもブローバックで早くバルブが閉まりガスがカットされるので海外製品なら大丈夫ですが
マルイのGBBでco2となるとスライドがぶっ飛んで壊れる可能性がありますw
他の方法その5「インナーバレルをルーズ、または短くする」
これも一般的な方法でネットで様々な方が意見を出しているのでググってみてください。
まずインナーバレルの内径と初速の関係については
内径が太いルーズバレルのほうが圧が逃げやすくなり出力が弱まり初速が下がります。
このバレルは海外製の長物電動ガンで面倒なメカボックスをいじらなくても
インナーバレルを交換しなくても高い初速を下げられるアイテムなので
これなんかグロック用なんですけどどうでしょう?
内径6.30mmで初速が2~3割下がるそうです。
また長さと初速の関係は
こんな感じで短くして初速を下げるのが一般的です。
74mmのカスタムインナーが売ってるからM18なら25mmくらい?短くできます。
ホムセンに売ってるパイプカッターでインナーバレルをカットするのも手です。
意識を高めて扱おう
エアガンのパワーである初速の定期的な管理は
お座敷シューター、サバゲーマーどちらにおいても重要です。
BB弾とはいえ経年劣化や環境の要因等で法定初速を大きく超えてしまうと凶器となるからです。
お座敷シューター。内部をイジって法定内での数値や性能の変化を楽しむのも醍醐味であります。
サバゲーマー。サバゲーはエアガンという道具を用いて「ど素人」とBB弾の当て合いっこをする対人競技です。
ですがフィールドにいる相手は軍服をきてるけど多くが一般人の社会人や学生等。軍人ではありませんw
どうしても強くなりたいと初速を上げたい気持ちもでてくるでしょうが殺し合いをするわけでもありませんw
参加者にケガをさせないよう、環境で変化する初速には細心の注意を払いましょう。。。
特に接近戦が多い屋内戦の会場はケガ対策でより初速が厳しいです。
減速アダプターは外付けできるので手軽ですが
減速アダプターは物理的に速度を落とすため、弾がゴムに触れたり命中精度がよろしくありません。
そこで今回紹介した方法はガスの圧を減らすのが多く弾道に与える影響が少ないため
初速を落としたい場合に参考になれば幸いです。
スライドの素材が…なんていうけど、樹脂でも100m/s越えは容易に可能なわけで
初速違反が横行すると「エアガン」の所持自体が禁止になる流れにもなってしまいます。
ボウガンみたく所持禁止にならないよう、どちらのタイプのユーザーも初速の意識を高めて扱いましょう!
ということで、
最後までお読み下さいましてありがとうございました!